このコラムの概要

・鍼を打ったときの「ズーン」とした感覚は
「ひびき(得気)」と呼ばれます

・筋肉の硬い部分が刺激に反応して
起こる現象と考えられています

・中国鍼では重要視されますが
必ず出さなければ効果がないわけではありません

・大切なのは、その人の体質に合った
刺激で施術することです

針を打たれたとき
不思議な感覚を
感じることがあります

鍼を受けたときに

・ズーンと重い感じ
・ギューッと締めつけられる感じ
・筋肉がビクッと動く感じ
・ジワーッと広がる感じ


を経験したことはありませんか?

この感覚は「ひびき」と呼ばれています

筋肉の特に硬い部分に鍼が当たったときに
感じやすい反応です。

針のひびきとは何なのか?

ギューッと締めつけられる感じや
ビクッと動く反応は
緊張している筋肉が
鍼という刺激に反応している現象
と考えられています

ただし、神経の走行とは関係ない方向へ
ひびきが広がることもあり
その仕組みはまだ完全には
解明されていません。

ひびき(得気)は
出たほうが効くのか?


ひびきは中国では「得気(とっき)」と呼ばれ
非常に重要視されています

中国鍼では
得気が出なければ効果が弱い
と考えられることもあります

そのため、比較的強めの刺激で
ひびきを出す施術が多い傾向があります

しかし人によって反応は違います

確かに強い刺激は
身体に大きな変化をもたらします

ですが
人の感覚はそれぞれ違います。

・刺激に鈍感な方
・刺激に敏感な方
・ひびきが苦手な方


さまざまです

ひびきが苦手な方に
無理に強い刺激を加えると
痛みが残ったり
鍼が怖くなってしまうこともあります

逆に、敏感な方は
ひびきが出なくても十分に効果が出ます
▶ちょうどいい刺激の強さって?

深さと強さは別の問題です

ひびきが出る=深い
というわけではありません

刺激の「深さ」と「強さ」は別の要素です

▶鍼はどのくらいの深さまで刺すの?

結論:大切なのは
“その人に合った刺激”

ひびきが出るかどうかよりも
お体に合った刺激で施術することが最も大切です

刺激に鈍感な方や、ひびきが心地よい方は
しっかり響かせたほうが効果的な場合もあります

一方、敏感な方は
軽い刺激のほうが身体に合っています

北田鍼灸院では
お一人おひとりの感覚と体調を丁寧に確認しながら
刺激を調整しています。

もし過去に

・鍼が怖くなった
・刺激が強すぎた
・逆に物足りなかった

というご経験があれば
刺激が合っていなかった可能性があります

あなたのお体に合った施術で
無理なく改善を目指します

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