このコラムの概要

・当院で行っている「手びねりのお灸」

・一般的なお灸との違い

・もぐさとは何か

お灸について、わかりやすく説明します。

一つひとつ指でひねる
「手びねりのお灸」

北田鍼灸院では、自らの指でひねる
昔ながらの手びねりのお灸
行っています

米粒よりも小さくひねる灸
使用するのは
よもぎの葉から作られる「もぐさ」

これを米粒よりも小さく
ふんわりと柔らかくひねり
線香で火をつけて施術します

火は皮膚に到達する前に消すため
やけどになることはありません

ほんのり温かい刺激が
じんわりと体に伝わります

これを5~10回ほど繰り返すことで
冷えている場所が芯から温まり
心地よい温かさがしばらく残ります。

手びねりのお灸の
メリット

このお灸には、いくつかの特徴があります

・ピンポイントに熱を加えることができる
・煙が少なく匂いが残りにくい
・体の深部まで温まりやすい

特に、小さくひねるお灸は
狙った場所に刺激を加えやすい
という特徴があります

そのため、炎症や腫れがある場所などに
施術を行うこともできます

※このような施術は
専門的な技術が必要です
市販のお灸で炎症部位に行うと
悪化することがあるため
ご自身では行わないようにしてください。

他院で使われる
お灸との違い

お灸にはさまざまな方法があります。

北田鍼灸院 もぐさの違い
左:他院でよく使われるお灸
右:当院のお灸

一般的な台座灸などは
もぐさの量が多く煙も多く出るため
服や髪に匂いが残ることがあります

一方、当院の手びねりのお灸は
使用するもぐさの量が少ないため

・煙が少ない
・匂いが残りにくい

という特徴があります。

使用している「もぐさ」について

北田鍼灸院 もぐさ

お灸に使うもぐさは
よもぎの葉から作られています

よもぎの葉の裏には
綿のような細かい繊毛が
びっしり生えています

もぐさは、この繊毛だけを
集めて作られたものです。

もぐさはどのように作られるのか

よもぎの葉を乾燥させ
石臼などで何度も細かく粉砕します

その中から

・葉
・茎
・不純物

などを何度も取り除いていきます

最後には専用の工程で
さらに不純物を取り除き
繊毛だけになったものが
「もぐさ」です

乾燥したよもぎの葉のうち
わずか0.5%ほどしかもぐさになりません

10gのもぐさを作るために
約2kgのよもぎの葉が
必要になると言われています。

よもぎが使われる理由

よもぎは古くから
薬効の高い植物として知られています

乾燥した葉は生薬として

・胃腸を整える
・止血
・虫刺され

などに利用されてきました

また、高品質のもぐさには
精油成分が含まれており

・火がつきやすい
・香りが良い
・燃焼温度が比較的低い


という特徴があります

そのため、お灸の素材として
古くから使われてきたのです

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