体調が良い時に、あまり調子に乗りすぎると…

もーれつ仕事

好事魔多し、ということわざがあります。
ご存じかもしれませんが、一応意味は、良い時には邪魔が入りやすい、という感じですね。
個人的には、調子が良い時にはついつい視界が狭くなりがちで、色々見落としてしまうことが多くなる、結果、思わぬ災難がおとずれやすくなる、という意味合いもあると考えています。
これって、体調にも当てはまると思いませんか?

心身の調子が良い時は、いつもより頑張れてしまいます。
そして、そんな自分が嬉しかったり、楽しかったりして、ますます頑張ってしまいます。
これは良い循環でもあるのですが、ちょっとした不調のきっかけを見失ってしまいがちなのです。

スポーツで頑張りすぎると…

ジョギング

自分はジョギングが趣味です。
やり始めの頃は、長くは走れませんし、速くも走れません。
しかし、走り続けることによって、少しずつ長く、速く走れるようになってきます。
自分の能力が向上するのがとてもうれしくなって、ついつい

【もっと頑張れば、もっと長く、速く走れるようになる!!】

と考えてしまいがちになります。

ある時、ちょっと疲れが残るな、と思う時がありました。

【少しくらい疲れが残るほうが良い練習が出来てるんだ】

と考え、そのままのペースで練習を続けました。
しかしだんだん疲れがたまりやすくなり、今までより短い距離しか走ってないのに酷い疲労に見舞われました。
もちろん、速く走ることもできなくなりました。

それでもガマンして走っていると、走るフォームが崩れて、思わぬ箇所に負担が重なり、足を痛めてしまいました。
走ること自体がままならなくなり、ようやく休むに至って、自分はやりすぎていたんだなと気づくことができました。
以上のことは、自分の身に実際起きたことです。

自分自身の能力が向上しく最中であったり、調子が良い時は、その部分だけを見てしまいがちになります。
不調のサインが出ているのに、見逃してしまいがちになってしまうのです。

仕事で頑張りすぎると…

これも自分自身の例です。
ある時から、それまでよりも施術がうまくいくようになり、患者さんの数もグッと増えました。
患者さんに喜んでもらえるのがうれしくて、時間外や休日も患者さんを入れたりしていました。
そんなことが続いたある日、いくら寝ても寝ても眠くて、集中力が続かなくなってきました。

【世の中もっと働いてる人もいる。自分はそこまで無理していない!】

と考え、頑張って続けていましたが、集中力が途切れれば施術も微妙にうまくいかなくなっていきます。
少しずつ患者さんが離れ、ヒマが出来て、歩みを止めて休んだり振り返って考える余裕ができました。
そこで、自分は頑張りすぎていたんだなとようやくわかることができたのです。

しかしそこから自分のモチベーションが回復するまでは、数か月を要しました。
もしかしたら、軽い自律神経失調症のような症状も出ていたかもしれません。
一度無理をして、心身にダメージを負うと、回復には思いのほか時間がかかるのです。

あまりに体調が回復しない場合は、一度鍼灸をご活用ください

二例とも自分の例で恐縮ですが、心身の調子が良い時はついつい頑張りすぎたりやりすぎたりしてしまいます。
その結果、心身に思わぬダメージを負い、逆に長きに渡ってうまくいかなくなってしまう、という事態も起こりえるのです。

自分の例でも見られるように、我々の心や体は、無理が続くとダルさや眠気が続いたり、痛みが出るなど、どこかの段階でブレーキのサインを出してくれています。 それにうまく気づいてあげられるかが、とても大事です。
うまくいっている時、いきすぎている時ほど、自分の心身の声に耳を傾け、息抜き、休養をしっかり挟むことが、好調の維持にもつながるのです。

もちろん、鍼灸も体の疲れを取ったり、万一深いダメージを負って自律神経を乱すなとした時には、非常に有効であることを付け加えておきますね!
ぜひ、有効にご活用くださいませ。